クラウドコンピューティングのメリット
はじめに
この記事は、筆者がAWS認定試験合格のために勉強したことをまとめたものです。
記事作成時点でまだ合格していませんが、参考程度にご覧ください。
本記事は、AWSが公開している以下のドキュメントをもとにしています。
クラウドコンピューティングのメリット
AWSなどのクラウドコンピューティングには、大きく六つの利点があります。
これは、以下のようにコスト面の利点と速度面の利点に分けられます。
- コスト面の利点
- 固定費が変動費に
- スケールによる大きなコストメリット
- データセンターの運用や保守への投資が不要に
- 速度面の利点
- キャパシティーの推測が不要に
- 速度と迅速性の向上
- グローバル化を即座に達成
それぞれについて詳しく述べていきます。
コスト面の利点
固定費が変動費に
オンプレでサーバを用意しようとすると、サーバやネットワーク機器の購入費やデータセンターの初期契約費など、
利用開始のための大きな固定費が発生します。
クラウドコンピューティングでは、サーバなどの利用に掛かる費用は一般に従量課金になります。
大きな初期投資がなくなるため、新しいサービスを始めるときに助けになります。
スケールによる大きなコストメリット
クラウドコンピューティングでは、多くの人が使えるリソースから一部を特定の間利用することになります。
物理的なリソースが共有されるため、クラウドコンピューティングでは一人一人が支払うコストを引き下げる事ができます。
データセンターの運用や保守への投資が不要に
データセンターの運用保守はクラウド提供会社が行うため、利用者がこれらのために費用を払う必要はなくなります。
速度面の利点
キャパシティーの推測が不要に
オンプレでサーバなどを用意する場合、ネットワーク負荷やCPU負荷などを事前に計算し、どの程度のリソースが必要を見積もります。
この見積もりは構成する全てのインフラリソースに対して行うため、一般にかなり時間が掛かります。
対してクラウドコンピューティングではインフラリソースを変動できるため、初めの見積もりは直近おおよそ必要なリソースを計算するだけで済みます。
実際に試験動作できるため、後からリソースのサイズや種類を調整して最適化できるため、結果としてオンプレ時以上に最適な構成にできると思います。
速度と迅速性の向上
新しいリソースを利用したい時、クラウドコンピューティングでは管理画面を少し操作するだけで利用し始める事ができます。
不要なリソースも、即座に停止したり手放したりできるためインフラリソース管理を迅速に実施できます。
グローバル化を即座に達成
クラウドコンピューティングでは、提供されている他国のデータセンターに即座にデプロイできます。
場所とレスポンス速度には相関があるため、Webサービスなどの海外からも利用できるサービスでは大きなメリットになります。